アクアリウムハジメマシタ!!

「標本サイズ」と「標本数」の違いをご存知ですか!?

「標本サイズ」と「標本数」の違いをご存知ですか!?

統計を少し齧るとよく出てくる標本サイズと標本数という言葉。標本サイズと標本数はどちらもデータの数を表す言葉で、統計学の先生でも混同してることもありますが、実は明確に違う意味を持っているんです。日常生活で使うことは少ないでしょうが、今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは標本サイズと標本数についてです。

標本サイズとは!?

標本サイズとはサンプルサイズと言う場合もよくあります。標本サイズとは、「母集団から抽出した標本群の数」を表します。

とはいえこの言葉だけでは何がなんだか分からないと思うので、標本サイズについてわかりやすく例えると、日本全国の小学生の身長を調査するとして、日本全国(母集団)の47都道府県ごとに小学生500人の身長を測定したとき「小学生500人」が標本サイズにあたります。

つまり標本サイズとは、母集団である全体から取り出した標本の群の数ということですね。

標本数とは!?

標本数とはサンプル数と言う場合もあります。標本数とは、「母集団から抽出した標本に含まれる数」を表します。

これも言葉だけではイメージが付きづらいと思いますが、先にあげた日本全国の小学生の身長調査の例で言うと、日本全国(母集団)の小学生の身長を調べるため47都道府県ごとに小学生500人の身長を測定したき「47都道府県」が標本数にあたります。

標本数とは母集団である全体から取り出した標本の群1つあたりの採取したデータの数というワケです。

標本サイズと標本数の違いまとめ

  • 標本サイズは「母集団から取り出した標本の群の数」
  • 標本数は「標本の群の一つあたりのデータの数」