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食べたら危険なキャベツの特徴5選!!

食べたら危険なキャベツ5選

今回はキャベツの話題です。まずはじめにキャベツには春キャベツ冬キャベツ夏秋キャベツと代表的なものに3種類あります。

春キャベツは秋にタネをまいて、約半年後の春に収穫します。春キャベツの特徴は葉がふわっとして柔らかいところです。
冬キャベツは初夏にタネをまいて冬に収穫されます。冬キャベツの特徴は葉が硬く、隙間なくまかれているためシャキシャキとした歯応えです。
さて最後の夏秋キャベツは高原キャベツとも呼ばれていますが、春にタネをまいて夏に収穫します。冬キャベツに比べて葉が柔らかく、春キャベツより葉のまきがしっかりしている感じです。夏秋キャベツの特徴は鮮やかな緑色と甘みです。

ところでキャベジンって聞いたことありませんか?キャベジンはビタミンUの別名で胃の働きをよくする効果があるといわれている成分です。このほかにもキャベツにはビタミンC、K、葉酸などが多く含まれています。

ということで、今回の「食べたら危険な○○の特徴5選!!」はキャベツの危険な状態を5つ紹介します。

危険なキャベツの特徴とは!?

キャベツにも傷んできた時にでるシグナルのようなものがあります。それは目でわかる範囲と鼻でわかる範囲があります。キャベツだけでなく、野菜全般、いうなれば食べ物全般に言えることですが、古くなって傷んだ食べ物や腐った食べ物は本当に体によくないので、心配な場合は注意してしっかり観察してから口にいれるようにしましょう。

葉が茶色くなってきている

冷蔵庫なんかにいれっぱなしにして古くなったキャベツは変色がはじまります
時間がたって古くなってきたキャベツの葉は黄色から茶色へと変化していきます。一般的に葉っぱが枯れる状態のような感じです。

ここで1つポイントがあります。葉ではなくカットした部分が茶色くなっている場合があります。キャベツのカット切り口の茶色への変色は必ずしも腐っているというわけではなく、カットした部分が酸素にふれて酸化したものですので、変色している部分だけ落として使えば大丈夫なケースが多いのです。

葉がぬめっている

キャベツの傷みの1つとして葉にぬめりがでてくることがあります。
これは雑菌によってぬめりがでてきているのですが、この状態になるとあまり使うことはおすすめできません。ぬめっている部分をカットしても雑菌がどこまで繁殖しているかまではわからないからです。葉にぬめりを感じたらもったいないですが、あきらめたほうが良いと思います。

芯が茶色や黒色に変色している

全体的に黒ずんできたキャベツはハッキリいって腐っています
この状態になると一部からは汁がでてきたりしているかもしれません。

新鮮なキャベツの芯はみずみずしく白っぽいので、芯が茶色くなってきている場合は古くなってきているということなので、早めに使うようにしてください。

ただキャベツが傷んでいると勘違いすることがあるのですが、黒い斑点ができることがあります。これは凍害によるもので、人間でいうと凍傷のようなものだと言われています。症状には外葉壊死症状内部黒変症状がありますが、カビではないので安心してください。基本的にこの症状のキャベツは口にしても大丈夫といわれています。

葉や茎が溶けてきている

変色が進むと次は全体的にグジュグジュと汁っぽくなります
これは葉が雑菌のせいで溶けてきたためで、この状態だとあまり食べるのはオススメしません。というか、もう食べる気にならない見た目です。

溶けている部分をカットして食べたら?って思うかもしれませんが、雑菌が全体にまわっている可能性もあるので危ないと思います。

臭いがきつい

キャベツは古くなってしまうと臭いがきつくなってきます。きつくなってくる臭いには2種類あり、1つは「酸っぱい臭い」もう一つはあの「腐敗臭」です。この状態になると見た目で気づくことも多いと思いますが、不安な場合は嗅覚による臭いのチェックも心がけるようにしてください。

ここで一つポイントがあります。
ジメチルスルフィドという臭い発生成分があり、このジメチルスルフィド、海苔の香りの成分でもあるのですが、悪臭成分で危険察知のため都市ガスなどにつけられています。これでだいたい想像できると思いますよね?

実はこのジメチルスルフィドはキャベツの辛味成分であるアリルイソチオシアネートが酸素によって分解されて生成されます。ですのでキャベツは少し時間がたつとこの臭いが発生することがありますが、これは腐っているわけではないので注意してください。

逆に新鮮なキャベツってどんな感じ!?

新鮮でおいしいキャベツの選び方です。

  • ●重みがある
  • ●濃くてあざやなか緑色をしている
  • ●芯が変色していない
  • ●芯が太すぎない(500円玉よりちょっと大きいくらいがオススメ)
  • ●形がきれいな楕円形のもの(春キャベツやグリーンボールは丸型です)
  • ●外の葉をめくった時に水分がでてくるもの

キャベツのおすすめの保存方法と期間

冷蔵保存をする場合

キャベツを冷蔵保存する場合はビニールの袋などにいれて口を少しあけて密閉しすぎないようにします。キャベツを保存する場合の適温は0~5℃といわれているので、少し温度の高い野菜室ではなく冷蔵庫の冷蔵室にいれて保存することをおすすめします。

保存するときはできればまるまる1個のまま保存する方がいいのですが、冷蔵庫に入らない場合などどうしてもカットが必要な場合はできるだけ切り口を少なく、小さくするようにしてください。1個まるまるのまま保存する場合は芯をくり抜いて水分を含ませたキッチンペーパーなんかをつめておくと1ヶ月くらいは長持ちします。

冷凍保存をする場合

まず、キャベツをまるまる一個冷凍するというのはオススメできません。
キャベツを冷凍保存したい場合は細かく切ったり、千切りなどにしてから冷凍保存するようにしてください。これはキャベツをおいしく冷凍保存するには短時間での冷凍が必要だからです。ですので、ジップロック等にいれて冷凍する場合も、できるだけ小分けにして冷凍した方がいいですね。冷凍保存したキャベツはだいたい1ヶ月くらいもちますが、解凍をする際は電子レンジ等で解凍してください。

キャベツは1年中手に入れやすく、繊維質も豊富で栄養的にも、経済的にも、生でも調理でも重宝する万能野菜といえると思います。長持ちさせてお得に美味しくいただきたいですね。

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