ほくほくと甘いカボチャは、近年ではハロウィンの頃になるとよくスイーツやメニューに現れるようになりました。煮物などの和食、スープなどの洋食のみならず、和・洋スイーツ、赤ちゃんの離乳食まで大活躍の野菜です。でも1個丸ごと買っても、1度で食べきれないため1/4切などで購入することも多いのではないでしょうか。
カボチャは1個丸ごとの場合、表面外側の硬い皮の感じでは傷み具合がわかりにくいと言うこともあります。
そこで、食べたら危険なカボチャの特徴5選をご紹介します。
食べたら危険なカボチャの特徴5選とは!?
色が変色している
カボチャは表面より中身の色合いが変色してしまった時は注意が必要です。カットされたカボチャを購入した場合はわかりやすいと言えます。オレンジ色の実の部分が濃くなったり、茶色っぽくなったりしていると傷んでいるサインです。
ただし、カットしたときの断面が白っぽくなった状態はカビっぽく見えるかもしれませんが、実は高温や乾燥にさらされることでカボチャの糖質やデンプンが結晶化したものが、そう見えるだけのようですので問題なく食べることはできます。苦味があるので取り除いた方がおいしいようです。
変な臭いがする
変な臭いがするようですと、腐敗が始まっていると言えます。酸っぱい臭い、腐ったような臭い、かび臭いなどイヤな臭いがする時は、皮の表面や切った中の状態に変化が無いようでも腐っている可能性があるようです。
触ると柔らかい
1個まるごとの状態で中が分からなくても、外側の皮を押してみてフニャッと柔らかい場合は、中身はとても傷みが進んでいると言えるようです。ヌメリを感じたり、皮の表面がベタベタするような感じがする時は、ほぼ傷んでいる臭いなどが出ている状態になっているので廃棄しましょう。
中のワタのところがドロっとしている
カボチャの中心部分のワタのところがドロっとしていたり、グチャっとしていて、尚且つ変色していると腐ってしまっている状態です。カボチャはワタと種の部分が一番腐りやすいので保存方法として取り除く必要があります。
しかし、ワタの部分は元々柔らかい状態のところですので、単に熟れているだけの可能性もあります。臭いやヌメリ、糸を引いたりしていないかなど他の方法も確認してみましょう。
カビが生えている
ワタや種のところに白くカビが生えたりします。カビには根があるため、カビが見えないところにもカビ菌が繁殖している場合があります。
ただし、色が変色している場合にも書きましたが、カボチャはカットした時に白っぽくなっている時がありますが、カビでない場合もあります。乾燥なのか、カビなのかしっかり確認をする必要があります。
カボチャのおすすめの保存方法と期間
和洋食からスイーツまで幅広い料理に活用できるカボチャは、大体夏の終わり頃から秋に収穫してから冬至までもつと言われるほど、保存のきく野菜と言われています。
カボチャは1個丸ごとのままであれば涼しいところであれば常温での保存が可能ですが、温度が高めの時は冷蔵庫に保管するのが良いようです。
なるべく長く保存するポイント
保存が可能な期間は丸ごとのかぼちゃの場合、常温の冷暗所であれば数ケ月~半年程度もつと言われています。
カットした場合、冷蔵庫で4日~1週間程度、冷凍庫で2週間程度とのことです。
スープやカレーなどの料理に使用した場合は、冷蔵庫に入れたりしてもあまり日持ちはしないようです。早めに食べきりましょう。
茹でたカボチャをペーストなどにして冷凍庫に保存すれば1ヶ月ほど持つようです。
1個丸ごとを買った時は食べきりできる分量で保存しながら消費していきたいですね。
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