日本人の主食といえば、やっぱりお米ですよね。しかし、お米は重いので、毎日の買い物の時に頻繁に買い続けるのはしんどいものがあります。でも大量のお米をまとめ買いしても、古くなって食べられなくなったら困りますよね。でもお米は袋に賞味期限の記載がなく、どういう状態になったら、食べられないお米なのかがわかりにくいところもあるのではないでしょうか。
そこで、食べたら危険なお米の特徴5選をご紹介します。
食べたら危険なお米の特徴5選とは!?
カビが生えている
お米というのは意外と変化が表面的にわかりづらく、例えば3年前のお米であっても保存状態によっては、多少色が黄色っぽくなる程度のこともあるようです。
お米の色が黒・灰色・青・赤・茶色・黄色等の色になってしまった場合は、カビが生えていることになります。そして、お米を研いだ時に水が黒ずんだりした時は、カビが生えている証拠ですので絶対に食べないようにしましょう。
カビが繁殖して黄色くなっているお米のことを「黄変米」と呼びます。黄変米は有害な可能性が高いので、食べることはできません。
虫が湧いている
お米の中に虫がいた経験ありませんか。
米につく虫は「コクゾウムシ」といい、2~3ミリの黒っぽい虫です。白い米のなかにいればすぐにわかります。
とはいえ、その虫だけを取り除けば食べても問題ありません。
しかし虫が卵を産んでいる可能性があります。毎日ご飯を炊いている場合、今までいなかった虫がいたらすぐ目につくので、まだ卵を産み付けていない可能性がありますが、ずっと前に大量買いして保存していた米や、昔に他所からもらって忘れていたお米など古い米は、保存の仕方によって時間が立つにつれ、卵を産み付けられている可能性があるとのことです。
その場合ですと、お米が虫食いになっている可能性が大なので、廃棄することをお勧めします。
炊いた後の危険な状態は?
お米の状態ではわからない場合でも、炊くと表面に出てくる場合があります。見た目にはカビも生えていないし、虫も湧いていなくて、白いきれいな状態のお米だったとしても、「やっぱり古いものだと不安」という場合は、実際に炊いてみることをお勧めします。心配になった場合は、きちんと確認しましょう。
ご飯の色が変色している
炊いたご飯の色が変色した場合、化学反応によるものや硬水を使用した場合なども考えられますが、細菌による腐敗という場合が考えられます。
長時間保温をしたままですとその可能性が増え、お米などの穀物類に付着して食中毒を引き起こす枯草菌(バチルス菌)、セレウス菌は調理による加熱でも死滅しないため大変危険と言われます。
変な臭いがする
納豆のような臭いや酸っぱい臭いがするなど、やはり変な臭いがする場合は、腐敗している可能性が高いので廃棄するのが適切と思われます。
臭いの原因は、お米をしっかり研いでいない場合でも匂う場合がありますので、即腐っているとは限りません。ですが普段と違うと感じたら食べない方が無難と思われます。
ご飯に粘り気がある
ご飯を箸や手でつまんだり、しゃもじで混ぜた時に糸を引くような粘り気がある場合やご飯がべちゃっとしている場合は、はっきり腐敗していると言えるようです。絶対に食べないようにしましょう。
お米のおすすめの保存方法と期間
炊いたご飯の保存方法は!?冷凍庫で保存する方法
炊いたご飯はその日に食べるからと言っても、冷蔵保存はしない方がいいようです。ご飯のデンプンは0~3℃の低温で劣化しやすく、冷蔵庫はこの温度に近いのだそうです。ご飯の食感が悪くなったり、パサパサしてしまう原因になるといわれているようです。
近年はパン食が増えているようですが、やっぱりお米は日本人の主食として欠かせないもの。保存方法などを適切にしていつでも食べられるようにしておきたいですね。
観てもらいたい動画!!