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「nuroモバイル」の3つのメリットと3つのデメリット

「nuroモバイル」の3つのメリットと3つのデメリット

nuroモバイルはソニーネットワークコミュニケーションズ㈱が展開している格安SIMサービスです。以前はSo-netモバイルという名称でWiMAXや3Gサービスを展開していましたが、2016年から現在のnuroモバイルにブランド名を置き換えています。今回色々と調べてみたところ、nuroモバイルは他社にはない独自のプランやサービスがありました。というわけで今回は「nuroモバイル」の3つのメリットと3つのデメリットです。

nuroモバイルとは!?

nuroモバイルドモコ・au・ソフトバンクの3社回線を選べるNVMOサービスです。nuroモバイルは選ぶ回線キャリアによって料金プランが変わるという特徴があります。3社の回線ごとの料金プランを表にしてみました。

またnuroモバイルモバイルWi-FiルーターHome Wi-Fiのサービスもあります。Home Wi-Fiはモバイル回線を自宅のインターネット回線として利用するサービスです。コンセントを差すだけで使えて回線引き込み工事が不要なので、転勤など引っ越しの多い方には便利ですよね。

SIMカード契約プラン

ドコモ回線

プラン名 容量 データ専用 データ+SMS 音声通話付き
お試しプラン(D) 0.2GB 300円 450円 1,000円
Sプラン(D) 2GB 700円 850円 1,400円
Mプラン(D) 7GB 1,500円 1,650円 2,200円
Lプラン(D) 13GB 2,700円 2,850円 3,400円

au回線

プラン名 容量 データ専用 データ+SMS 音声通話付き
お試しプラン(A) 0.2GB 500円 650円 1,200円
Sプラン(A) 2GB 780円 930円 1,480円
Mプラン(A) 7GB 2,100円 2,250円 2,800円
Lプラン(A) 13GB 2,980円 3,130円 3,680円

ソフトバンク回線

プラン名 容量 データ専用 データ+SMS 音声通話付き
お試しプラン(S) 0.2GB 500円 1,200円
Sプラン(S) 2GB 980円 1,680円
Mプラン(S) 7GB 2,100円 2,800円
Lプラン(S) 13GB 2,980円 3,680円

モバイルWi-Fiルーター契約プラン

ドコモ回線

プラン名 1か月目 2~12か月目 13か月目~
Sプラン(2GB) 0円 200円 700円
Mプラン(7GB) 0円 1,000円 1,500円
Lプラン(13GB) 0円 2,200円 2,700円

ソフトバンク回線

プラン名 1か月目 2~12か月目 13か月目~
Sプラン(2GB) 0円 480円 980円
Mプラン(7GB) 0円 1,600円 2,100円
Lプラン(13GB) 0円 2,480円 2,980円

Home Wi-Fi契約プラン

項目 金額
月額基本料金 4,880円
割引(36ヶ月) -2,000円
ユーザー月額支払 2,880円

nuroモバイルの3つのメリット

回線キャリアを選べる

nuroモバイルではなんといってもドコモ・au・ソフトバンクの3社から回線を選べる点が大きなメリットですよね。都市部ではともかく、地方だと電波の入りが悪いキャリアなどもありますから状況に応じて回線を選べます。

またドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアからの乗り換えを検討している方で、キャリアで購入したSIMフリーでないスマートフォンを使っている・まだSIMフリーへの機種変更はしたくないという場合もあると思います。そんなときでも元のキャリアと同じ回線プランを選べばSIMフリーでなくともスマートフォンを利用することができますよ。ともかく選択肢が多いのは便利で良いことですよね。

気軽に申し込めるお試しプランがある

nuroモバイルには最低300円から始められるお試しプランがあります。データ通信容量はわずか0.2GB(200MB)しかありませんが、最低利用期間が0日・解約金は0円と、まず使い物になるのか回線を試してみたい方にはお手頃なプランです。もちろん後から通常のプランに変更することも可能なので、まずはお試しプランから始めてみてはいかがでしょうか。

データ容量の前借りができる

他社にはないnuroモバイルの特徴的なサービスがデータ容量の前借りです。普通、当月のデータ容量が0になると低速で月末まで我慢するか追加のデータ容量を購入するしかありません。ところがnuroモバイルのデータ容量前借りを申し込むと、翌月のデータ容量から最大2GBまで前借りすることができるんです。もちろん翌月のデータ容量は減ってしまいますし、毎月データ容量が不足する場合は契約プランの見直しが必要になります。とはいえ、例えばその月だけ特別にデータ通信が多かったという時には便利ですよね。最大の前借り容量2GBに到達するまでは回数制限無く何度でも利用することができ、最低10MB以上から1MB単位で前借りができます。

その他のメリット

  • 同じ回線同士でデータ容量を分け合えるパケットギフトが利用できる
  • 追加のデータ容量チャージが1GB600円と比較的リーズナブル
  • nuroモバイルでんわアプリを使えば通話料が半額に
  • 購入先を問わずに端末を補償してくれるサービスに500円で申し込める

nuroモバイルの3つのデメリット

最低利用期間があり、解約金を請求される

nuroモバイルの音声通話プランには最低利用期間が設定されており、期間内に解約すると解約金を請求されます。最低利用期間は12ヶ月間で、最大12000円から一ヶ月ごとに1000円ずつ減額されます。もし契約後回線が気に入らなく解約するときには大きな出費になってしまいますね。最低利用期間の問題もあるので、やはり最初はお試しプランからの契約をオススメします。

高速・低速通信の切り替えができない

最近の格安SIMには回線速度の高速・低速を自由に切り替えてデータ容量を節約するサービスがありますが、残念ながらnuroモバイルには速度切替サービスがありません。普段通知や電話の着信を受けるときは低速に、アプリを使うときには高速に切り替えるなどしてデータ容量を節約できないのはちょっと残念な点です。

速度制限が厳しい

nuroモバイルでは直近3日間の通信量が多いと速度制限を掛ける仕組みになっています。これは回線全体の通信量を抑制して、契約者全員が不自由なく回線を利用するためなんですね。nuroモバイルでは速度制限を掛ける具体的な通信量については公表されていませんが、インターネット上では3日間で350~400MBという情報がありました。たとえばOCN モバイル ONEにはそもそも3日間の速度制限が無いなど、格安SIM業界の動きとして制限を撤廃する方向にあることからnuroモバイルは速度制限がちょっと厳しいと感じます。

その他のデメリット

  • 販売されている端末はAndroidのロー~ミドルレンジ機種のみ
  • データ容量の追加が1GB単位でしかできない
  • 店頭での取扱店の数が少ない

nuroモバイルについてのまとめ

今回のnuroモバイルの3つのメリットとデメリットはいかがだったでしょうか。nuroモバイルの大きな特徴は、3キャリア回線お試しプランの2つだと思います。すでに手元にあるキャリア端末を活かして格安SIMに乗り換えたい方にはnuroモバイルはとても良い選択肢ですよね。お試しプランでまずは気軽に初めてみて下さい。