Photoshopのブラシを駆使して、カラーイラストや漫画などを描くこともできます。まずは基本のブラシの使い方をご紹介します。
ブラシの形状をいろいろ使ってパステル調や水彩画風のイラストに挑戦してみませんか?
ブラシツールを選択
ブラシツールの場所は左のツールパネルから選択します。鉛筆ツールと同じ場所に収納されています。
ブラシツールの設定は上部にあるオプションバーで設定します。
ブラシツールの設定 サイズの設定
左側にある赤枠のマークをクリックすると、ブラシのサイズやぼかしなど設定することができます。
上のバーがサイズの大きさ(直径)です。
ブラシの直径サイズの違いです。
上は10px、下は50pxです。
上は10px、下は50pxです。
下のバーが「硬さ」でぼかしの度合いを調節します。
バーや数値を入力してサイズを調整しましょう。
ブラシツールの設定 不透明度
不透明度を調節することでブラシで描いたものが半透明にできます。
数値を低くするとペイントが半透明で描かれます。
ブラシツールの設定 流量
「流量」はブラシを筆と考えた時、筆につけるインクの量と言えるそうです。
流量の数値を調節するとブラシのかすれ具合が変わります。
上が流量の60%、下が30%です。
上が流量の60%、下が30%です。
「流量」はブラシの形状を変えるとよりわかりやすくなります。
例えば、ブラシの種類を「チョーク」にしてみます。
上が流量100%、下が30%です。
上が流量100%、下が30%です。
流量を少なくしたらぱっと見にはかすれたマジックのような雰囲気になりました。
こちらはブラシの種類「四角いパステル」です。
流量は60%二設定しています。
掠れ具合が背景のテクスチャでカンパス地に描いた雰囲気になります。
流量は60%二設定しています。
掠れ具合が背景のテクスチャでカンパス地に描いた雰囲気になります。
ブラシツールの設定 滑らかさ
「滑らかさ」はブラシを色付けに使用したり、ペンタブレットを使って描く方には、あまり必要がないかもしれません。
しかし線画を描く際には非常に助かる設定だと思います。
「滑らかさ」はブラシを使った時にカーブなどの滑らかさを補正してくれる機能です。
上が「滑らかさ」100%、下が0%です。
0%にした方は線画プルプルしています。(笑)
上が「滑らかさ」100%、下が0%です。
0%にした方は線画プルプルしています。(笑)
ブラシの種類を選択
ブラシの種類を選択することができます。
無料でダウンロードできるブラシのセットもあるようです。検索してみてくださいね。
無料でダウンロードできるブラシのセットもあるようです。検索してみてくださいね。
ペイントしてみましょう
ブラシツールでペイントしてみましょう。
こんな線画で塗り絵をしてみます。
ペイントをする時はレイヤーを別々にしましょう
線画のあるレイヤーと別にしておきましょう。
色や部署ごとにレイヤーを分ければ修正がしやすくなります。
色や部署ごとにレイヤーを分ければ修正がしやすくなります。
ブラシの色を決めるのはツール下にある「描画色」をクリックしてカラーピッカーから設定します。
透明度や流量を使い分けて塗りましょう
ブラシの「四角いパステル」でパステルで塗ったようなイラストにしてみます。
ブラシの太さを変えて全体を塗ったり、線を重ねた塗り方で表現を変えて塗っていきます。
最初は不透明度を低くして、色を重ねるようにして行くと、失敗が少ないと思います。
背景をつけて完成です。
今回は、背景を後からつけましたが塗りの順番はお好みで
背景は水彩、花の色はパステルを使いました。
ペンタブレットを使えば、縁取りからはみ出ないように繊細な塗り方もできるので、アニメ風なども綺麗にできるのではないでしょうか。
ぜひお試しください。