Windowsだとけっこう選択肢の広いFTPやSFTPのクライアントソフトやアプリですが、Macとなると急に選択肢が・・・。とはいえMacにもWindowsにもあるアプリケーションもあるので、Macを新調したこの機会にMac用のFTP・SFTPクライアントをいくつかまとめてみました。ただし、App storeからインストールできるものに限ってます。
Transmit

Transmit
コメント
TransmitはMacのFTPクライアントとしてはかなり有名な方だと思います。
App storeでの評価の星の数も4.4と高評価です。ただし、レビューを見るとアップデートすると問答無用で課金されるというようなものもありました。
無料で使える期間は7日間とそれほど長くはないですが、自分の必要な機能があるかどうかを確認するには充分な期間だと思います。
「Transmit5」になってGoogle Driveなどの10以上のクラウドでのファイル管理ができます。またFTPだけではなくSFTPとWebDAVにも対応していて、さらに操作する上で便利なローカルとサーバとの同期管理も行えるので、これで充分といえば充分です。
概要
価格 | 2,800円/年 公式サイトからだと買い切りで5,400円 |
---|---|
機能1 | Google Driveなどの10以上のクラウドストレージでのファイル管理が可能 |
機能2 | FTP・SFTP・WebDAVに対応 |
機能3 | ローカル・サーバでの同期管理が可能 |
FileZilla

FileZilla
コメント
FileZillaは無料ソフトとしては言うことないくらいの機能と仕上がりだと思います。ただ、バージョンの更新頻度が高すぎてけっこうなタイミングでアップデートが必要になります。
というのは公式サイトから直接ダウンロードした場合の話で、App store経由だだとなにかと不具合が多く、有料版(FileZilla PRO)になってしまっています。ただし、有料版ではクラウド管理などの新機能がついてきます。
公式サイトからダウンロードの場合、最新のOSへの対応が遅かったりとメインのFTPクライアントとして頼りっきりになるのは怖いところもあります。
とはいえ、Windows版、Linux版と揃っているので、アプリの操作感を統一したい場合は、おすすめのソフトです。
概要
価格 | 1,000円 |
---|---|
機能1 | 転送状況が見えるので分かりやすい |
機能2 | ローカル・サーバでの同期管理が可能 |
機能3 | FTP・SFTP・FTPSに対応 |
Commander One

Commander One
コメント
Commander Oneは有料のFTPクライアントです。
Google DriveやOne Driveなどのクラウドストレージとの連携もできます。またFTPやSFTPだけではなくFTPSやWev DAVに対応しています。
また有料ソフトというだけあって、画面も見やすいのですがサーバの管理など少しやりづらいところがあります。転送速度もこちらの環境のせいなのかあまり安定せず、正直遅さを感じます。
というか、正直扱いづらいアプリです。とはいえApp storeの評価は4.1とそれほど低くはありません。
概要
価格 | 3,600円 |
---|---|
機能1 | ローカル・サーバの2画面ファイラー |
機能2 | Google Driveなどのクラウドストレージでのファイル管理が可能 |
機能3 | FTP・SFTP・FTPS・Web DAVに対応 |
Cyberduck

Cyberduck
コメント
CyberduckはMac用FTPクライアントとして古くから有名なアプリケーションです。
かつては動作がやたらとまったりとして使いづらかったのですが、最近はかなり安定して使えるようになってきました。
Cyberduckの特徴は他のFTPクライアントと違いローカルのフォルダやファイルが表示されないところですが、意外とこれはこれで使い勝手がよかったります。
FTP・SFTP・WebDAV・AmazonS3・GoogleDrive・Dropboxなど無料とは思えないような機能もついてます。
概要
価格 | 2,940円 |
---|---|
機能1 | サーバ側のフォルダやファイルしか表示されない |
機能2 | Google Driveなどのクラウドストレージでのファイル管理が可能 |
機能3 | FTP・SFTP・Web DAVに対応 |