食品廃棄物のリサイクル事業を展開されている 株式会社ワールド・クリーン代表長尾様 【Robot with】

株式会社ワールド・クリーン代表長尾 秀義社長

今回は食品廃棄物に特化したリサイクル事業者である株式会社ワールド・クリーンの代表である長尾 秀義社長にインタビューさせていただきました。

食品廃棄物をリサイクル処理をはじめたきっかけは?

2000年ごろは、まだ食品会社が排出した汚泥は焼却や埋め立て処分が通常で、賞味期限切れの商品や余剰在庫などの「食品廃棄物」も汚泥と同じように焼却、埋め立て処理する流れが定着していました。当時我が社は排出された汚泥を堆肥メーカーに運搬する業務を行っておりました。汚泥を堆肥にリサイクルするとそのまま埋め立てや焼却がされるより悪臭や温暖化ガスの発生を削減できることに加えて、コストも4〜5割カットできるメリットがありました。そこで「食品廃棄物もリサイクルできるのではないか。」と考えました。

ワールド・クリーンさんは具体的にはどのようなことをされていますか?

食品会社から出る期限切れの処分在庫や余剰在庫などは商品として包装されているものですので、中身が入ったままの状態では、廃棄することはできません。当社でプラント搬入時、食品関連事業社様から、そのままの手を加えられていない状態で廃棄物を受け入れます。中身とパッケージを別々に選別し、処理を行います。

まず内容物と容器包装材に分け、内容物は廃酸や動物性残渣に処理して養豚業者や堆肥メーカーに供給し、肥料や家畜用の飼料などにリサイクルをしてもらいます。包装容器の方は廃プラスチックや金属屑は樹脂や燃料、金属資源などの素材別に各種リサイクル業者に引き渡し再利用します。食品廃棄物専門のリサイクル業者として適正なガイドラインに則った食品関連企業様の環境活動のサポートを行っています。

リサイクル業務を始めた当時、苦労されたことはなんですか?

手本にする企業も当時なかったので、何もかも手探りで実証実験を始めました。飲料メーカーから搬入した紙パックの牛乳を常温保管したことがあり、ほんの1日で牛乳が発酵してしまい、紙パックが膨張して破裂。虫が湧くなどのことがあり、これは時間が命だと痛感しました。また飴玉を設備で粉砕した時、細かい粉塵が宙に舞って髪の毛がパリパリになったりしました。でも何度か試すうちに最初に水に溶かすことで改善できることがわかり、試行錯誤の中コツコツと処理技術を磨いてきました。

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