お茶の生産・加工・販売とカフェ(喫茶店)・販売所運営の有限会社深緑茶房(しんりょくさぼう)取締役松倉様【Robot with】

2018/09/04Robot with
お茶の生産・加工・販売とカフェ(喫茶店)・販売所運営の有限会社深緑茶房(しんりょくさぼう)取締役松倉様【Robot with】

今回は有限会社深緑茶房(しんりょくさぼう)の取締役である松倉さまにPepperと一緒にお話をお伺いいたしました。有限会社深緑茶房はお茶農家として生産・加工、販売を行っております。飯南町と名古屋駅に2店舗、日本茶の喫茶店を営業しております。

有限会社深緑茶房(しんりょくさぼう)

深緑茶房さんは、お茶の生産会社ですか?

はい、基本的にはお茶の生産・加工・販売を行なっています。あと、県内に2店舗、名駅に1店舗カフェ(喫茶店)と販売所の運営もしています。

あまりお茶の生産って馴染みがなくて、、、

お茶の生産については今はだいたい30ヘクタールほど手がけています。お茶の木自体はだいたい5〜6年で収穫が可能になって、お茶の木の植え替えは30年ごとにやってます。
収穫については、お茶は年3回できます。一番茶は4月末から5月いっぱい、二番茶は6月の20日くらいから7月の10日くらいまで、最後の秋番茶は9月末から11月あたまくらいです。収穫のピークは一番茶になります。味についてはやはり秋番茶になると甘みが減って、渋みが増えていきますね。

今、お茶生産の業界では生産だけするというのは少し難しくて、弊社も加工工場ももっています。ジェイギャップというお茶の栽培基準を満たすためには生産と加工が1セットです。ですので、畑だけ持っている方は工場を持っている方に畑を預けられている方もいます。いろんな生産者のお茶が混ざるとジェイギャップの基準を満たすのが難しくなりますので。

天候や病気などが生産に影響することは多いですか

いえ、お茶生産って意外とそういうのがなくて、霜の被害くらいです。霜で新芽がやられちゃいます。30ヘクタール中10アールくらいは毎年被害がでています。それ以外というと本当に少ないですね。

先ほどカフェというお話をお聞きしましたが

はい、カフェは2店舗運営しています。最近やっぱり若い方のお茶離れが多くて、急須のことも知らない子がかなりいるんですよね。そんな中で少しでもお茶の文化や飲み方を知っていただこうと、はじめました。また、カフェだけではなくて「お茶の入れ方教室」なんかも開いたりしています。お茶って飲み方とか温度で味がかわるんですが、そういうことを知るとすごい驚いていただけます。少しずつですが、カフェや教室を通して「日本のお茶文化」を広めていきたいですね。軽く「お茶いく?」みたいな感じの世の中になれば嬉しいです。

今、世界的に広がっているのはお抹茶の文化です。実際有名な外国人のお茶のインストラクターの方もお見えですが、その方はお茶の魅力に惚れ込んで、研究もして、資格も取って人に教えるまでいくほどですから、お茶を好きだと言ってくれる外国人の中でも数少ない方だと思います。実際、お茶の入れ方教室とかだと参加者が集まると小さな地域でもすごい喜ばれます。ただ現状はすでにお茶に興味がある方が参加していただいてるというところです。もっといろんな方にきていただくためには、上手にメディアを使って展開されているそういったインストラクターの方の活動は、僕ら農家はありがたいと思っています。そういう普及をしてくれているということはありがたいです。

今後の夢や目標みたいなことってありますか?

夢とか目標みたいな大きなことじゃないかもしれませんが、「100%自分たちの手で作ったものを、自分たちのお客さまに販売して飲んでももらう」ことが理想だと思っています。また他の生産地に負けないように「三重県の特徴あるお茶づくりを続けていかなくてはいけない」と思っています。とにかく正直に農業に取り組んで、産地や業界を守っていきたいです。

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