抗酸化作用のあるリコピンで有名なトマトはビタミンC・ビタミンE・カリウムなどを多く含む上になんと低カロリーというありがたい野菜?です。ただ最近では糖分が多いトマトも増えてきていて、食べすぎには注意という場合もあるそうです。
さてそんなトマトですが、古くなって腐ってしまうとどうなるかご存知ですか!?ということで、今回の「食べたら危険な○○の特徴5選!!」はトマトの危険な状態を5つ紹介します。
食べたら危険なトマトの特徴5選とは!?
トマトは家の冷蔵庫でよく見かける食材だと思いますが、まずは食べるのが危険かもしれない傷んでる状態のトマトの特徴を5つ紹介します。
カビがはえてくる
多くの食べ物で共通していえることがカビが生えている食べ物は危険という点はですよね。たまに見かけることがありますが、カビの生えているところをカットして使うのはおすすめできません。なぜならカビの菌糸がみえていないだけという可能性もあるからです。
とにかく一旦カビの生えてしまったトマトを食べるのは危険である可能性があります。ちなみにカビの色は黒かったり白かったりします。
熟しすぎてじゅくじゅくになっている
果実は熟してくると水気が多くなり柔らかくなってきますが、熟すを超えると腐っている状態になってしまいます。この境界線は難しいところですが、トマトから水分がでてきたりしている場合は注意してください。
触った時の感触がおかしい
新鮮なトマトは水分が多くパンっと実がはっています。痛んでくると水分がとんで、実にツヤがなくなってしわっぽくなってきます。また見かけはハリがあるように見えても触ってみるとつぶれそうになるほど柔らかいトマトもあります。このじゅくじゅくして柔らかすぎるトマトも傷んでるケースが多いので注意してください。
多少しわがある程度の場合は他が大丈夫だったら使うことができます。
変色している
トマトは古くなって痛んでくると色が変色する場合があります。トマトは新鮮なうちはあの何とも言えない赤色をしていますが、危ない状態になってくるとだんだんと表面が黒く変色してきます。トマトが変色してきたらカビのチェックなどをして注意して使うようにしてください。
臭いがする
鼻をつく酸っぱい臭いがしたり、腐った生ごみのような臭いがする場合はかなり危ない状態といえます。決して食べないようにしてください。また臭いとは違いますが、口にいれた時にすっぱかったり、妙に苦味を感じる時もトマトが痛んでるかもしれないという信号です。
逆に新鮮なトマトってどんな感じ!?
次は新鮮なトマトやおいしいトマトの選び方です。
- ・ハリがあってみずみずしいトマト(特に肩といわれる上の部分)
- ・ヘタの部分が濃い緑色
- ・手にとったときに重みを感じるもの
- ・傷がないもの
- ・見た目がきれいな色づきをしているもの
- ・色が全体的に均一なもの(色ムラがないもの)
- ・ヘタがパリパリに乾燥していないもの
- ・形がきれいなもの
トマトのおすすめの保存方法と期間
常温からの冷蔵保存
真夏の気温の高い時以外、トマトは基本的に常温保存もできます。
具体的には気温が15~25度の場合は追熟もするのでヘタの周りがまだ緑色のトマトなどを購入してきた場合は数日間の常温保存がおすすめです。
この際に段ボールなどの中にいれてしまうと、せっかく風通しの良い場所を選んだ意味がなくなるので、カゴなどにいれて保存します。
並べるときはヘタを下にして並べるとトマトの座りがよくなりキズがつきにくくなるのでおすすめです。
数日間常温保存して追熟したトマトや買ってきたときからそれなりに熟していたトマトは冷蔵保存すると1~2週間もちます。
冷蔵保存のポイント
冷凍保存
トマトを冷凍保存する場合には1個まるごと冷凍したい場合と、カットしてから冷凍保存したい場合があります。今回は両方の場合のおすすめの冷凍方法を紹介します。
トマトをまるごと冷凍保存したい場合
カットしたトマトを冷凍保存したい場合
トマトの冷凍保存の目安期間はだいたい1か月前後です。
トマトは冷凍すると皮むきが楽になるので、皮をむいて料理に使いたいときはあえて一旦冷凍させるのも良いかもしれませんね。
ただしトマトを冷凍させるとどうしても食感が損なわれるので、その点だけは注意してください。
観てもらいたい動画!!