綱と縄はなんとなくですと素材の違いなのかなと思っていましたが、「綱(つな)」と「縄(なわ)」の違いってご存知ですか?ということで今回の「今さら聞けないチガイ」シリーズは「綱(つな)」と「縄(なわ)」の違いについてです。
綱(つな)とは?
麻やわらなどの植物繊維や針金などをより合わせて長くしたものなどや鋼線を長くより合せたもので、物を結びつなぐのに用いるなどに使われる。天然繊維によるもののほか、合成繊維によるもの、鋼線をより合せたものなど種類も多数で金属繊維をより合せたものは「鉄鋼」などと呼ばれていると言われています。
縄(なわ)とは?
麻・わらなどの植物繊維や化学繊維をより合わせて作った、細長いひも。縄は主に稲のわらをより合わせたものをいうのが主流であり、他の材料を用いる場合には、「麻縄」「しゅろ縄」などのように素材の名をつけて言うこともあるとのことです。
綱(つな)、縄(なわ)の他に紐(ひも)もありますが、太さの定義は特にないようですが、太さの順として「綱(つな)」→「縄(なわ)」→「紐(ひも)」となるようです。
違いの中には寄り合わせる素材や、用途にも違いが多少あるようです。
「綱(つな)」と「縄(なわ)」の違いまとめ
- 綱(つな)は植物繊維の他に金属繊維も含まれ、用途では引っ張ったり、物を結びつなぐなど
- 縄(なわ)は麻・わらなどの植物繊維や化学繊維をより合わせて作った、細長い紐状のものだが紐よりは太いとされる。物を縛ったりつないだりするのに用いることが多い
- 外来語の「ロープ」は主に綱と縄となっているとのこと